化粧品を使いすぎて、肌を過保護にしてしまうことは禁物です。皮膚は、皮脂や汗を分泌して皮脂膜という自然のクリームを自分で作り、肌を乾燥など外界の刺激から守る機能を本来保有しています。洗い過ぎは、この自然のクリームが出てくるのを妨げてしまいます。
若いときには分泌や新陳代謝が活発におこなわれますので、清潔を保つことさえ気をつければ、特に化粧品を用いる必要さえありません。空気が乾燥する冬などに少し油分を補う程度で十分です。逆に若いときから、基礎化粧品を塗り続けていると、本来の分泌機能が衰え、機能低下を招く原因ともなります。
「腹八分目、化粧品は六分目」くらいの気持ちで、必要最小限の使用が望ましいと考えます。
アトピー性皮膚炎(AD)は多種多様な因子が複数あいまって発症する多因子性皮膚病で、根治にはその因子をひとつひとつ取り除くことが肝要であると言われています。数多い因子の中には、洗浄による過剰脱脂、密着肌着やナイロンタオルの摩擦などによる刺激も上げられており、減感作、除去食などの療法とともに、正しいスキンケアによって刺激因子を排除することも必要です。またADは、憎悪と寛解を繰り返すのが常で、長期治療を要する場合が多く、憎悪期の対処療法と同時に、寛解期の補助療法としても適切なスキンケアの重要性が指摘されています。
ADの症状的特徴はドライスキンで、感想によるかゆみを伴う為、無意識にかきむしり、バリア機能の低下した角層から細菌が侵入、症状を悪化させるという悪循環に陥りやすいということです。最優先のスキンケアは、かゆみ、ドライスキンの症状を抑えることですが、医薬品の保湿クリームでさえも、常用AD患者がある日突然激しい湿疹を発症した事例などもあり、湿疹部には使用すべきでないという報告も為されています。AD患者は、外界刺激、特に界面活性剤への耐用性が低いので皮膚に刺激のない洗浄と角質の十分な保湿がスキンケアのポイントになります。
清潔を保つ最小限の洗浄は必要ですが、脱脂過剰にならないよう留意が必要です。
身体洗浄にはアマゾニアンソープを柔らかな布製の浴用タオルで泡立てて、洗髪にはテラベルデシャンプーのご使用をおすすめします。
入浴については「さら湯入浴は皮膚乾燥を強めることもあり、浴湯中のphに及ぼす影響から炭酸水素ナトリウム(重曹)がもっとも望ましい」という皮膚科医の意見もあることから、これを含むテラベルデバスパウダーをオススメします。ただし、ADには精油成分が刺激となる場合もあるので、精油の併用は避けてください。
日焼けはどのようにして起こるのでしょうか?
そこから探ってみたいと思います。
太陽光の中には紫外線(UV)という光線が含まれ、皮膚に影響を与えます。「夏に太陽にあたると、冬場風邪を引かない」というのは紫外線のいい側面で、ビタミンDを生成する働きです。ただし少量ならばの話です。大量に浴びると、「しわ・しみ・乾燥などの皮膚の老化が早まる」「皮膚癌になるリスクが増える」「DNAの損傷」「ビタミンの一種である葉酸が破壊される」などの嬉しくない働きも出てきます。
皮膚はその紫外線から体を守るバリアの機能を果たしています。これを地球レベルで考えてみます。地球の地表の上にオゾン層があり、いわば皮膚のような役目をして紫外線を防いでいます。近年フロンガスの影響で、このオゾン層に穴があき紫外線量が増加しているんだそうです!
皮膚の話に戻ります。
紫外線を浴びると、皮膚の損傷を防ぐ為に、色素を作る細胞のメラニン細胞(メラノサイト)がメラニンを産み出します。これが、色が黒くなる現象いわゆる日焼けの仕組みです。
メラニンは悪者ではなく、紫外線のエネルギーが皮膚組織の奥深くまで浸透するのを防いでくれるのです。生まれつきメラニンが多い人は色黒ですが、メラニンが多い少ないではなくて、メラニンをたくさん作れるかどうかのメラニン生成能力が大切です。
日焼けした肌がまた元の色に戻るのは、肌の新陳代謝(ターンオーバー)によるものです。
新しい細胞膜は肌の奥深くで生まれます。そして皮膚表面に向かって徐々に押し上げられて、やがて角質となってはがれ落ちます。このターンオーバーは28日周期だと言われています。紫外線などで放出されたメラニンもこのターンオーバーの流れに乗って、角質と一緒にはがれ落ちるので、肌はまた元の色に戻ります。
当然、メラニン生成能力もターンオーバーも年とともに劣ってきます。私たちが生から死に向かっている自然の摂理です。アンチエイジングという言葉が流行っていますが、残念ながら未だに不老不死、若返りの薬はできていません。この摂理に従うならば、年齢によって衰えた機能を、中からも外から少しずつ補いつつ楽しみながら年をとる!っていうのが自然で素敵なハッピーエイジングではないでしょうか?
話は脱線してしまいましたが、上手な紫外線対策としては次のようになると思います。
1)紫外線から物理的に防御する
2)メラニン生成能力を高める
3)新陳代謝能力を高める
具体的には
1)は帽子をかぶる、日陰を歩く、サンスクリーンを塗るなど。
2)はビタミンB12をとる、内分泌を整える、ストレスを上手に解放するなど。
3)は毒素を出す野菜を良く食べる、入浴・エクササイズなどで汗をかくなど。
サンスクリーンには紫外線を物理的に防御するタイプの散乱剤と、紫外線を熱エネルギーに変え放出する吸収剤とがあります。ミスエーサンスクリーンは酸化亜鉛・酸化チタンなどを使った紫外線散乱剤タイプ。6種の植物エキス配合の保湿を兼ねた日焼け止めです。
ミスエーファンデーションにも酸化亜鉛・酸化チタンが入っていますので、ファンデーションしながら紫外線対策できます。夏はダブル使いがお勧めです。